がま口の使い方と種類について
がま口は、ゴールドやシルバー、アクリルや黒ニッケルなどの口金で開くようになっている小物入れのことを言います。
口金部分を指で押すことにより袋の入り口が開き、そこから必要な物を出し入れできる仕組みになっています。
がま口は元々は小銭入れとして使われることが一般的でした。
子供がおつかいに行く際などに小銭を入れて渡して買い物をしてきたり、夏祭りの夜店に遊びに行く際などにも小銭を入れるのに便利だったのです。
けれども財布としての役目以外にも、いろいろな使い道があります。
例えばピアスやイヤリング、指輪などの小さなアクセサリーを入れる使い方もあり、旅行などにも持ち運びが便利です。
化粧ポーチとして使ったり、生理用のナプキンを入れたり、キャンディ入れにもなります。
サイズやデザインも多種多様なので、目的によって適したサイズを選ぶと良いでしょう。
最近は着物の生地を使った和風のがま口なども人気があります。
また大きめで肩から掛けられるようになっており、斜めがけをしてポシェットタイプになっているものなども見られます。
素材も布だけでなく、本革のしっかりしたものから毛糸で編んでいるものなどもあり、手作りする人も増えています。
意外と知らない、がま口の歴史と魅力について
がま口は、開閉口に金属製の口金(留め金)を使った財布やバッグのことです。
歴史を簡単に紹介すると、もともとがま口は明治時代に西洋から入ってきた「ドル入れ(小銭入れ)」を真似て作ったもので、開閉口が「がま」に似ていることからそのように命名されたと言われています。
初期の頃は、職人が作った真鍮製の高価なものでしたが、その後、安価なものも作られるようになり庶民的で身近なものになりました。
かつては、買い物に出かける主婦の日常的なアイテムとして活用されていたこともあるため、年齢が高い世代にとっては懐かしさを感じさせることもありますが、現在では、オシャレなデザインの一つとして利用されるケースも多く見られます。
がま口の魅力としては、ワンタッチで開閉が可能で、さらに開閉口が広いため物の出し入れがしやすいなどの機能性や、見た目が懐かしいなどのデザイン性が挙げられます。
種類としては、財布をはじめ、小物を入れるためのポーチや、外出時に持ち歩けるショルダーバッグ、そしてちょっとした荷物が入るような大き目のバッグまで、さまざまなサイズや用途のものがあります。
さらに口金のデザインが花柄やハート型になったものなどもあります。
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2019/10/3 更新